不思議な光に誘われるままに海に潜った。
泳ぐのは得意じゃないが、好奇心が私を前に進ませる。
――だが、そろそろ上がらなければ息がもたない。
断念しようとしたその時、目の前でいくつかの泡が淡く明滅を始めた。
そして、
ひと目で、それは人知を超えた存在だと悟ったが、私の乏しい語彙力では「大きなくらげ」としか説明できないことを許してほしい。
ただ一つ伝えられるのは、それは頭に直接話しかけてくるタイプだと言うこと。
――pjin…ka xemi…vmi qunna
その言語を理解できなかったのが、残念でならない。
その後、限界を迎えた私は意識を失った。
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